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【書評】経済は地理から学べ!|宮路秀作著

地理って面白い

地形とか資源とか貿易とか。地理的なものにまつわるお話を幅広くまとめている本。

初っ端からルール工業地帯とか北海油田とか環太平洋造山帯とか、地理選択だった人間には懐かしい単語がいっぱい。 大人になってからのほうが地理とか歴史を知るのが楽しい。学生だととにかく覚えることが最優先だから、経済とか政治的な要因まで調べてられないのだ。

タイトルの通り、経済に関するトピックが中心なんだけど、アンカレッジ空港の今とかナイジェリアの内戦とか幅が広くて面白い。ただこの本だけだと短すぎてわからないこともあるかも。そういうときはググって解決。

敵を知り己を知れば百戦殆うからず

地理を学ぶことは、「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」ていうことなのかなと思った。

資源があるとか作物が育ちやすいとか輸送が楽だとか、そういう前提条件を知っておいたほうが今起こってることの原因とかが理解しやすいんじゃないかと思う。

というか、そんなに難しく考えなくても、例えば東京の人気の駅・不人気の駅の理由は地理的原因があるんだ、とか。

経済は地理から学べ!

経済は地理から学べ!