1 Min. Book Reviews

1分で読める書評ブログ

マーケティング

ジョブ理論ーイノベーションの鍵は顧客の片付けたいジョブにある

久しぶりに面白い本であった。 「イノベーションのジレンマ」の著者ハーバードビジネススクール教授クリステンセン氏による最新刊。 「ジョブ理論」とは 「ジョブ理論」というのは、今までのマーケティングで使われてきたような顧客属性(性別・年齢・年収・…

【書評・要約】ベストセラーコード

平積みされていたのを見てジャケ買いした。 ある本がベストセラーなる確率を算出するモデル(判定機)を作ってみたよ!というお話。専攻がコンピュータサイエンスだったので単純に興味をそそられたのと、テーマとしても(最近のAI本の中では)まともそうと思…

【書評】選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義|「選択」の力とは。

厳格なシーク教徒が語る「選択」の力とは 「選択」をテーマにしている著者が、文化的背景が選択にどんな影響を与えるのか、私たちは無意識は選択に影響を与えるのか、選択肢が多いほうが幸せなのか、などなど様々なテーマで「選択」について述べている。 著…

【書評】「ポジショニング戦略」マーケターのバイブル?

メッセージはシンプルに ポジショニング戦略というのは 「消費者の頭の中に、どういうイメージで自社製品を位置付けるか」 をうまくやることらしいです。 その際のメッセージは、ポエムみたいなクリエイティビティ重視!みたいなものではなくて、シンプルで…

アクセンチュア流のCRMメソッドとは?|書評「CRMー顧客はそこにいる」

要約:CRMと顧客の「模化」 アクセンチュアの人々が、CRM(Customer Relationship Management)の戦略や課題について、解説した本。 初版は1998年発刊。著者曰く、顧客は「模化」しているそうで、つまりは顧客自身も自分が何がほしいのかわからない、年齢と…

【書評】コトラーのマーケティング・コンセプト

要約:顧客志向の重要性 世界的権威、フィリップ・コトラーによるマーケティングの解説本。 コトラーといえば、800ページもあるマーケティング・マネジメントの本が有名ですが、こちらはたった200ページ。80個のマーケティング・コンセプトについて1-2ページ…