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【書評】サピエンス全史

ザッカーさん(マーク・ザッカーバーグ)とかが絶賛とのことで読んだ。

要約:人類の歴史をハードとソフトの両面から

人類の発展の歴史をハードウェア(技術とか発明とか)とソフトウェア(政治とか貨幣とか)の両面から考察している本。サピエンスという種が生まれて、農耕やらなんやらするようになって、国家が出来ていったんやで的なことがヤンヤヤンヤ書かれています。歴史だけではなくてこれから人類がどこに向かっていくのかという展望についても。

感想:発展は不可逆的である

いろんな人が絶賛しているだけあって面白い、まあ、面白いんじゃないの?という感じです。

途中で人類は全体としては発展したきたけど、個人にフォーカスしたときに幸せになっていってるかはわからんね、的なことが書かれていて凹んだ。

狩猟採集時代の人類はちょろっと狩りとかしてあとはダラダラしてればよかったのに、農耕時代や現代のオフィスワークもそうだけど1日中あくせく働かなくてはいけなくなったと。まあ、そのおかげで貴族とか発明家みたいな特権階級ができて人類全体としては発展してるわけなんですけど。

じゃあ、社畜がやだから、狩猟採集時代に戻ろうぜ!といっても戻れるわけもなく、進化とか発展とかって不可逆的なものなんやなあと思いました。

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福