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【書評】人を動かす|D・カーネギー

批判も議論も命令もNG

超有名な本だけど、今更ながら読んでみたのです。

他人に気持ちよく動いてもらうためには、どういう態度をとればよいのか?というのを教えてくれます。

他人を動かすには、批判・議論・命令はNG。もちろん命令すれば他人は動くけど、嫌々やってもモチベーションも上がらないし、あなたに対する印象は悪くなるばかりなので、本当の意味で他人を動かしているとは言えないのです。

自分の身を振り帰っても、「全然間違ってるじゃん、今すぐこっちに変更しろ!」って言われたら、超憂鬱になりますわ。そして、そういうタイプの人は会社内でも遠さげされがち。。

重要感をもたせる

人は「自分は重要な存在なのだ、必要とされているのだ」と思わせることで、気持ちよく自主的に動いてくれるのだそうです。

そのために、

  • 聞き手に回る

  • 心からほめる

  • 誤りを指摘しない

  • 期待をかける

などなど、いろんな原則があるんだそうです。(本の中では、全部で30個の原則が紹介されています。)

筆者曰く、相手が間違ったり、褒めるところがないくらいダメダメだったりしても、重要感をもたせる必要があるんだそうです。 うーーん、難しい。

でも人間関係を良くして無用な争いを避けるためには、大事な考え方かなと思います。

人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版