要約:遺伝子は、変えられる
遺伝子はゼッタイであり受け継いだものがすべてではなく日々の生活から影響を受ける。つまり遺伝子は変えられるんだぜ!って話。
まあ、放射線を浴びてガンになるのとかも放射線が遺伝子に作用してのことだと考えると、大小をあれど遺伝子は外部から影響を受けるってのはわかる。
おもしろかったのは、食事や放射線といった物理的なことだけでなく、ものすごいツライ思いをしただとかの精神的なことの影響も受けるので、ずっと危険な状況に身をおいてきた生物は周囲を警戒しがちな性格になったりするらしい。
そういう話が具体例といっしょにいろいろ紹介されている。
感想:遺伝子目線で意識高い系を目指す
おれが遺伝子レベルでIQを高めておく => 子ども賢くなる。嫁が遺伝子レベルで巨乳を目指しておく(大豆イソフラボン?)=> 子どもが巨乳になる。遺伝子レベルで自分を高めたい気分にしてくれる良書。
子どもがいる人は遺伝子について考える良いきっかけなるのでおすすめです。ちなみにおれは娘が産まれた日に待合室で読んでました。
遺伝子は、変えられる。――あなたの人生を根本から変えるエピジェネティクスの真実
- 作者: シャロン・モアレム,中里京子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/04/20
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る